カラオケというと、仲間と盛り上がるのに最適な場所というイメージがあります。しかし、従業員側の目線になると、カラオケでの仕事は大変なものです。
やりがいを感じることができる反面、難しい対応や、多忙によるトラブルに直面することが多くあります。
この記事では「カラオケ店で働くデメリット」や「やめたいと思う原因」を探っていきます。
カラオケバイトをやめたいと思う理由
オーダー時の階段の昇り降りが大変
これは、カラオケ店の規模によりますが、最も大変な仕事の一つが、各部屋に注文を届けるために常に階段を駆け上がったり下りたりすることです。
これは思いの外、非常に疲れます。腰痛や足の痛みにもつながりやすいです。
中には、急で段差が高い階段のところもあり、滑ったりすることで事故につながる可能性もゼロではありません。何度も往復する場合は大変な作業となります。
酔ったお客さんの対応が大変
カラオケ店には、お酒を飲んでいる人が集まることも多いです。そのため、対応に苦慮することがあります。
従業員は、明るく元気よく笑顔で対応することが基本ですが、酔っ払いの攻撃的な態度に対応する際も、感情的にならずうまく対処しなければなりません。
酔いが酷い場合、その状況をコントロールすることが難しく、対応が難しくなることがあります。
さらに、グラスを割るなどの被害もあり、その後片付けも受けなければなりません。もちろん、破片を残してはならないので、神経を使います。
嘔吐物があると掃除が大変
カラオケ店で働く人が直面するもう一つの問題は、嘔吐物の清掃です。お客さんが飲み過ぎて、部屋で嘔吐してしまうこともあります。
その際スタッフは、嘔吐物の清掃に対処しなければなりません。
何かしらの菌の感染の危険もあり、時間も要します。その間のお客さんの対応もあるので、大変な作業となります。
カラオケ店でのアルバイトに向いてる人の特徴
カラオケ店のアルバイトに向いている人の特徴は、外向的でフレンドリーであり、柔軟な対応ができることです。
そのような従業員は、酔っ払い対応など、難しい局面でもスムーズに処理することができ、全てのお客さんにとって快適な場所と時間の提供をし続けるのです。
その他、多くの業務をこなすためには、それぞれの作業の知識を習得し、それを効率よく捌いていく必要があります。
次に、向いている人のその他の特徴をまとめていきます。
効率的に仕事ができる人
カラオケ店でのバイトは、効率の良い仕事ぶりが求められます。マルチタスクができ、整理整頓ができ、仕事の優先順位を的確につけられる人が理想的です。
お客さんからの電話対応、配膳、片付けなど、数多くのタスクをスムーズにこなすために、効率よく仕事をしていく必要があります。マルチタスクをこなしながらも、細かな配慮も欠かせません。
体力のある人
カラオケ店では、体力も重要視されます。重いものを持ち運んだり、それを移動させたりもします。
また、自らが受付と部屋を行き来したり、階段を上り下りしたりします。また、長時間立ちっぱなしなので、体力勝負の仕事になります。
活気のある環境が好きな人
カラオケ店は常に音楽が流れており、各部屋では多くの人が盛り上がっている活気ある環境です。
そんなエネルギッシュな環境、お客さんに対応できる人が望ましいです。
また、お客さんと接することに抵抗がないこと、プレッシャーの中でも冷静でいられることが必要です。
その他、部屋での対応能力、混雑時の管理能力も、必要となります。
カラオケバイトをやめたいと思う理由まとめ
カラオケ店でのバイトはやりがいのある仕事です。
一方で、階段の上り下り、酔っ払ったお客さんの対応、嘔吐物の始末など、大変な仕事も多くあります。
仕事を楽しみつつも、立ちはだかる困難には、しっかりと対応をし、全てのお客さんに楽しい時間を提供する努力をしていくことが大切です。